AGA(男性型脱毛症)を抑制する薬として有名な「フィナステリド系プロペシア」ですが、女性に対しては禁忌薬と言える存在です。
ここでは、その理由と、女性が服用した時の副作用について説明しています^^
まず、プロペシアはⅠ型・Ⅱ型と2種類ある5αリダクターゼ還元酵素のうち、Ⅱ型を抑える効果を持ちます。
男性のAGAの場合、Ⅱ型5αリダクターゼが「毛乳頭細胞」に多いとされるので、プロペシアを服用すると抑制効果が得られるんですが、、、
女性のFAGA(女性男性型脱毛症)の場合、このⅡ型5αリダクターゼがあまり働いてないから、「プロペシア」が効かないとも言われているようです。
女性の脱毛症で一番多いとされるFAGAの場合、ある程度、男性ホルモンの関与が疑われてはいるようですが、、、
抜け毛や薄毛の進行度合いが違ったり、完全に禿げ上がらないところを見ると、全てがそれに起因するものではないのかも知れませんね^^;
女性の場合、高齢の方に見られることが多いという点も、男性とは異なる部分です。。
※男性は思春期以降、要因があれば、年齢に関わらずAGAを発症する可能性があるって言われてます
女性がフィナステリド(プロペシア)を飲むとどうなるの?
では、、、
フィナステリド系(プロペシア)を、何故、女性が飲むといけない、って言われているか?ですが。
それは、
妊娠中の胎児(男の子の場合)の生殖機能が正常に発達しなくなる恐れがあるから。
この場合、女性はプロペシア等を手で触ることも禁じられています^^;
ただ、もし旦那さんが使用されているような場合、女性が直接触れるか、服用していない場合、問題はないとされています。
だから、旦那さんが使ってるからといって、妊娠中の胎児に影響はないということですね^^
あと・・・
女性にフィナステリド系が処方されないもう一つの点は、、、
女性が飲んでも効果が得られないからです^^;
経口を迎え、妊娠する問題が無くなったっ場合、女性が服用しても問題はないようですが、元々Ⅱ型5αリダクターゼが、薄毛や抜け毛の原因でないと考えられる以上、、、
処方するだけ無駄ですからね^^;
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